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アレン・ネルソンさん

スキーと「おはよう神様!」にはまって
現実を忘れている間に
沖縄でまた少女が米兵に暴行されるという
悲しい事件が起こってしまいました。

こんなとき
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横須賀で米兵に妻を殺された山崎さんの裁判を支援する
集会に参加しました

アレン・ネルソンさんの話を聞きたかったからです。
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ハーモニカとギターで、「アメージンググレース」を歌って始まりました。

アレンさんは18歳のとき高校を中退して海兵隊に入りました。
アメリカで基本的訓練を受けた後
沖縄で殺人マシーンになるように訓練されます。
人は基本的に人を殺すことなどできないので
それを訓練で改造していくわけです。
そしてベトナム戦争に参加します。
その後、厳しい戦争後遺症を乗り越え
戦争の実相を語る行動をしています。

厳しい訓練が行われた後に
事件が起こりやすいという
統計も出ているそうですが
アレンさんは証言します。
「訓練を終えてシャワーを浴び、町に繰り出すとき
身についた凶暴性だけを
基地内においていくわけではない」

戦争映画はいつもハンサムな主人公が
女性や子供を助け 勇ましい音楽がある。

「しかし本当の戦争では女性、子供、年寄りもすべて殺しつくす。
音楽はない。
映画にもし戦場の匂いが再現されたら
誰も決してその映画を見に行かないだろう」

そして、九条がどんなに素晴らしいものか、
決して失ってはならないものと語ります。
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戦争に参加するのは貧しい階層に居る若者ばかり
ブッシュも小泉も自分の子供は戦場に送らない。
他人の子供を犠牲にして自分は安全なところに居る。

凶暴な事件が起こったとき上官は謝るふりをするが
本心は「訓練が成功したことを喜んでいるのだ」

基地のある町で暮らすということは
危険と隣りあわせだということ
横須賀に配備される予定の
原子力空母などもってのほか!!
by 9peace | 2008-02-18 09:32 | 九条のこと
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