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18回目の韓国は

予習した「韓国現代史」という本の『はじめに』に書かれている文を引用し
なぜこのツァーに参加したのかを考えたいと思います。

  解放と分断、戦争、貧困、独裁政治、クーデター、軍事政権、民主化運動、
  そして経済破綻と、第二次世界大戦後の韓国の歩みは、私たちの生きる
  日本では想像を絶するような波乱に満ちている。
  この凄まじいまでの歴史の歩みの中で、人びとは、傷つき、殺戮で家族を失い、
  ちりぢりに離散し、飢えに苦しみ、街頭でデモをし、拘留され、拷問にあい
  死を賭して圧政に立ち向かい、友を失い、、、、、、
  と、実に様々な試練を潜り抜けてきた。
  中略
  日本は平和憲法のもとにあって、韓国社会の戦後の歩みとはきわめて
  対照的な道を歩んできた。
  W杯サッカーの共催や韓国ドラマが空前のブームとなった「韓流」を経て、
  韓国は日本人にとってかつてない身近な国となった。
  しかし、韓国のスターたちのほほえみの背後に、人びとがまさに
  生き死にを賭けて築いてきた現代史の営みがあることに思いを巡らせる
  日本人はやはり少ない。


慰安婦問題さえ知らなかった私が、韓国が好きだなどと言えるのか?
のほほんと遊びにいっていいのか?  と  心の隅でずっと思っていた。
好きだというには相手を知ることではないか。

本を一冊読んだくらいで、たった4日の旅行をしたくらいで、
韓国の人々のことを知ることにもならないけれど、せめて、、、、、、
by 9peace | 2013-10-09 11:58 | 韓国で民主主義を考える
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