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九条ツァーの終わりに

ソウルでガイドしてくれた高京子さんは、訛りのない美しい日本語でした。
私たちのツァー内容に心を許してくれたのか、最後に本音で話してくれました。
「以前に、日本人のツァーで侵略のことを話したら、後で苦情が沢山来て
そういうことは二度と話してはいけないと思っていた。今回の人たちは違っていた。」と

慶州のガイド李末淑さんは日本の憲法を全く知らなかったけれど、
今回のツァーの為にインターネットで調べたと、九条の条文を暗記していました。
そして、日本の修学旅行も沢山来るけれど、先生から「侵略のことは話さないでほしい」と言われ「すべてのことが日本とつながっているのにそれでは何も話せない。何のために来ているのか判らない」と言っていました。
「お互いを理解しあうには知ることが大切なのでは?」とも

私たちのツァーは韓国で普通に働いている女性たちとも心を
通わせることが出来たのでした。

それにしても、何度も皆さんの口から語られた「侵略」「靖国」「小泉」「教科書」
日本の側から見たときとは全く違う色合いの感じられる言葉たちは
全く違う内容を含んでいるものでした。
この違いを埋めるのは、わたしたち庶民の交流ではないでしょうか。
by 9peace | 2006-06-12 10:52 | 「てつ&九条」韓国
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